世界第7のディズニーテーマパーク、アブダビに誕生
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、アラブ首長国連邦の首都アブダビに、世界で7番目となる新しいディズニーテーマパークを建設することを発表しました。現地企業のミラルグループとの提携により、ヤス島のウォーターフロントに建設される予定です。
開発・運営体制について
新リゾートの特徴的な点は、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドと同様のライセンス契約方式を採用すること。ミラルグループが建設と運営を担当し、ディズニーはロイヤリティを受け取る形態となります。
アブダビの観光戦略との相乗効果
この発表は、アブダビの意欲的な観光戦略と完璧なタイミングで重なります。アブダビは2030年までに観光客数3,930万人という野心的な目標を掲げており、すでに「アブダビ・ストップオーバー・プログラム」の利用者が急増しています。新ディズニーリゾートは、この目標達成に大きく貢献することが期待されます。
開業時期と今後の展望
過去の事例から推測すると、上海ディズニーリゾートの開発期間(約7年)を参考に、開業は2032年頃になる可能性があります。完成後は、ディズニーならではのエンターテイメントとアブダビの文化が融合した、独特な体験を提供することが約束されています。
意義と期待
中東初のディズニーリゾートの誕生は、地域の観光産業に大きな影響を与えるだけでなく、文化的な架け橋としても重要な役割を果たすことでしょう。また、既存のヤス島の観光施設(フェラーリワールドなど)との相乗効果も期待されます。
今後の詳細な計画発表が待たれる中、アブダビの新しいディズニーリゾートは、世界中のディズニーファンの期待を集めています。
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