高橋留美子の新たな傑作「MAO」がついにTVアニメ化!2026年春、NHK総合で放送開始!

長きにわたり多くのファンを魅了し続けてきた漫画家・高橋留美子氏。その最新作にして伝奇アクションの真骨頂、「MAO」のTVアニメ化が決定しました!2026年春、NHK総合での放送開始が発表され、すでに大きな注目を集めています。摩緒役には梶裕貴さん、黄葉菜花役には川井田夏海さん、百火役には下野紘さん、華紋役には豊永利行さんと、実力派キャスト陣が集結。ティザーPVやティザービジュアルも公開され、その全貌が少しずつ明らかになっています。


時を超えた呪いに挑む!「MAO」の壮大な物語とは?

「MAO」は2019年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されている高橋留美子氏の意欲作です。物語は、幼い頃に家族と事故に巻き込まれ、唯一生き残った令和の中学生・黄葉菜花(きば・なのか)が、ある日突然、妖(あやかし)がはびこる大正時代へと迷い込んでしまうところから始まります。

そこで菜花が出会うのは、呪いによって900年もの時を生き続ける謎多き陰陽師、摩緒(まお)。驚くべきことに、菜花自身にも摩緒と同じ呪いがかけられていることが判明します。この共通の呪いをきっかけに、菜花は摩緒と共に、連鎖する怪奇な呪いの謎に立ち向かっていくことになります。時を超え、現代と大正時代を行き来しながら繰り広げられる予測不能なストーリー展開は、読者を瞬く間に作品世界へと引き込みます。高橋留美子氏ならではの繊細な心理描写と、壮絶なバトルアクションが融合した、まさに唯一無二の伝奇ロマンです。


豪華声優陣が紡ぐ「MAO」の世界!キャラクターとキャストに迫る

今回のTVアニメ化にあたり、物語の核となる主要キャラクターを演じる豪華声優陣が発表されました。それぞれのキャラクターが持つ個性と魅力を、実力派キャストがどのように表現するのか、期待が高まります。

摩緒(まお)CV:梶裕貴

物語の中心人物であり、呪いによって900年もの間を生き続ける謎の陰陽師。寿命を操る猫の妖「病猫」を追い、呪いにまつわる様々な怪奇事件に立ち向かいます。クールでありながらも、内には深い苦悩を秘めている摩緒の複雑な感情を、梶裕貴さんがどのように演じるのか注目です。梶さんは、2021年に公開された原作ダイジェストムービーでも同役を演じており、その経験が今回のTVアニメでの演技にどう生かされるのか、ファンにとっては見どころの一つとなるでしょう。

黄葉菜花(きば・なのか)CV:川井田夏海

令和を生きる中学生の少女。小学校の頃に起きた事故により、摩緒と同じく「病猫」に呪をかけられてしまった運命の持ち主です。突如として大正時代にタイムスリップし、摩緒と出会うことで自身の運命と向き合うことになります。現代の感覚を持つ菜花が大正時代の妖の世界でどのように成長していくのか、川井田夏海さんのフレッシュな演技が楽しみです。

百火(ひゃっか)CV:下野紘

摩緒のかつての兄弟子の一人。火の気があるものを操る術を得意とします。摩緒とは異なる信念を持ち、物語にどのような波乱をもたらすのか、その動向が注目されます。下野紘さんは、2021年の原作ダイジェストムービーでも百火役を演じており、その経験から生まれるキャラクターへの深い理解が、アニメ本編での演技に活かされることでしょう。

華紋(かもん)CV:豊永利行

百火と同じく、摩緒のかつての兄弟子の一人。木の気があるものを操る術を得意としています。彼もまた、摩緒との間に何らかの因縁を抱えていると見られ、物語の鍵を握る存在となる可能性を秘めています。豊永利行さんもまた、原作ダイジェストムービーからの続投となり、キャラクターへの深い愛情と理解が、アニメでの演技に反映されることが期待されます。


制作陣にも注目!「半妖の夜叉姫」スタッフが再集結

「MAO」のTVアニメ化を担うメインスタッフ陣にも注目が集まっています。なんと、高橋留美子氏の作品である「犬夜叉」の続編として人気を博した「半妖の夜叉姫」を制作した顔ぶれが再集結するとのことです。これは、高橋留美子作品の世界観を熟知したスタッフが手掛けることで、原作ファンも納得のクオリティが期待できるということに他なりません。

「壱の章」を手がけた佐藤照雄監督のもと、キャラクターデザイン・総作画監督を菱沼義仁氏、アニメーション制作をサンライズが務めます。サンライズの高いアニメーション技術と、菱沼氏の繊細なキャラクター表現が融合することで、「MAO」の持つ伝奇的な美しさと迫力あるアクションが最大限に引き出されることでしょう。

さらに、シリーズ構成は「境界のRINNE」に脚本として参加した柿原優子氏が担当します。高橋留美子作品に精通した柿原氏が、原作の持つ魅力を損なうことなく、アニメならではの構成で物語を紡ぎ出すことに期待が寄せられます。


公開されたティザーPV&ティザービジュアルから読み解く「MAO」の世界

TVアニメ化の発表と同時に公開されたティザーPVティザービジュアルは、作品への期待感を一層高めてくれます。

ボイス付きティザーPV

公開されたボイス付きティザーPVでは、タイムスリップしてしまった菜花が摩緒と出会う印象的なシーンからスタートします。摩緒の落ち着いた声と、菜花の驚きや戸惑いが入り混じった声が、物語の始まりを予感させます。さらに、百火と華紋がそれぞれ得意とする術を使う姿も収録されており、彼らの能力やバトルシーンへの期待が高まります。映像の美しさ、キャラクターたちの動き、そして声優陣の演技が一体となり、「MAO」の世界観を鮮やかに描き出しています。

ティザービジュアル

ティザービジュアルには、刀を抜き放つ摩緒の姿が描かれています。クールな表情でこちらを見据える摩緒の姿は、彼が背負う運命の重さや、妖との壮絶な戦いを予感させます。背景に描かれた大正時代の風景と妖しい雰囲気は、作品が持つ伝奇的な要素を強く印象づけ、見る者を「MAO」の世界へと誘い込みます。

これらの公開情報は、アニメ制作陣が原作の世界観をいかに大切にし、かつアニメならではの表現で昇華させようとしているかが伺えます。


2026年春が待ち遠しい!「MAO」アニメ化への期待

高橋留美子氏の最新作「MAO」のTVアニメ化は、長年のファンはもちろん、新たな視聴者層にとっても大きな魅力となるでしょう。時を超えた呪い、妖との戦い、そして登場人物たちの複雑な人間関係が織りなす物語は、きっと多くの人々を惹きつけるはずです。

豪華声優陣と「半妖の夜叉姫」を制作した実力派スタッフの再集結は、アニメのクオリティに対する確かな期待感を抱かせます。2026年春の放送開始が今から待ち遠しい限りです。ティザーPVやティザービジュアルで示された壮大な世界観が、アニメ本編でどのように描かれるのか、今後の続報にも期待が高まります。

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