衝撃の発表!『シュガシュガルーン』新作アニメプロジェクト始動

ファン待望のニュースが飛び込んできました!安野モヨコ先生の不朽の名作『シュガシュガルーン』が、新たなアニメーションとして私たちの前に帰ってきます。しかも、その制作を手がけるのは、『エヴァンゲリオン』シリーズで世界を魅了したスタジオカラー。フランス・パリで開催された「Japan Expo Paris 2025」で、短編アニメーション「SUGAR SUGAR RUNE Les deux sorcieres(シュガシュガルーン レ・ドゥー・ソルシエール)」の公開と、さらに驚くべきことに本編アニメの制作決定が発表されました。
前日譚『Les deux sorcieres』が描くショコラとバニラの知られざる冒険
今回公開された短編アニメーション「SUGAR SUGAR RUNE Les deux sorcieres」は、原作の連載20周年を記念して制作された、まさにファンへの贈り物です。原作では描かれなかった、ショコラとバニラが人間界へ旅立つ前の物語、つまり前日譚が描かれています。
次期女王を決める試練の中、親友でありライバルでもあるショコラとバニラが力を合わせ、魔界の各地で大冒険を繰り広げ、友情を再確認していく姿が、スタジオカラーの得意とする3DCGアニメで表現されています。ショコラ役を小橋美憂さん、バニラ役を近貞月乃さん、そしてコルドロンを宮寺智子さんが担当し、新たな命が吹き込まれています。
この短編には、原作者である安野モヨコ先生が監修として深く関わっており、監督の松井祐亮氏と何度も意見を交わしながら、キャラクターの背景に至るまで細部にわたって作り込まれたとのこと。松井監督は「原作では描かれていない人間界への旅立ちを、前日譚として想像を膨らませて描いた」と語っており、ファンにとってはたまらない、奥深い物語が展開されていることでしょう。
『シュガシュガルーン』とは?心ときめく魔法少女の物語を振り返る
『シュガシュガルーン』は、2003年から2007年にかけて講談社「なかよし」で連載された安野モヨコ先生の代表作の一つです。魔界の次期女王候補であるショコラ・メイユールと、彼女の親友であるバニラ・ミューが、人間界へとやってきて、人間たちの「ハート(想いの結晶)」を集めるというユニークな試練に挑む物語です。
読者は、ショコラとバニラが人間界で繰り広げるコミカルで心温まる日常、そして時に切なく、時に胸を締め付けられるような恋模様を通して、友情や成長の大切さを感じ取ってきました。その魅力は国境を越え、2005年にはstudioぴえろによってテレビアニメ化もされ、多くのファンを魅了しました。単行本は全8巻で完結しており、今もなお多くの人々に愛され続けている作品です。
スタジオカラーが描く『シュガシュガルーン』本編アニメに期待が高まる!
「Japan Expo Paris 2025」での発表は短編アニメーションに留まりませんでした。ファンが最も待ち望んでいたであろう、本編アニメーションの制作決定も同時に発表されたのです!現時点では、その詳細についてはまだ明かされていませんが、松井監督は「CGアニメだからこその造形の良さがあるので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います」と語っており、スタジオカラーならではのハイクオリティな映像表現が期待されます。
スタジオカラーのアニメーションプロデューサーである藤原滉平氏は、「この作品を通して、スタジオカラーの新しい才能をみていただきたい」とコメントしており、従来のスタジオカラー作品とは一味違った、新たな魅力が引き出される予感がします。
魔法と友情の物語が、今、再び!
『シュガシュガルーン』の魔法の世界が、スタジオカラーという強力なタッグを得て、新たな形で蘇ります。前日譚の短編アニメーションで世界観を再確認し、そしてこれから始まる本編アニメーションで、ショコラとバニラの新たな冒険に胸を躍らせる。まさに、ファンにとって最高のニュースと言えるでしょう。
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