2025年12月17日、小泉進次郎防衛大臣はイギリスのジョン・ヒーリー国防大臣とオンライン形式で会談を行いました。緊迫化する東アジアの安全保障環境を背景に、英国側は日本の立場を全面的に支持。SNS上では「日英の絆が心強い」「頼れる防衛大臣」といった称賛の声が相次いでいます。
日英防衛相会談の主要トピック:中露の挑発行動への対応
会談の冒頭、両大臣は日本を取り巻く安全保障環境について協議しました。小泉大臣は、直近で発生した中国・ロシアによる以下の重大事案について詳細を説明しました。
- 12月6日: 中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射事案
- 12月9日: 日本周辺における中国・ロシア爆撃機の共同飛行
これに対し、ヒーリー大臣は「中国とロシアが意図的に地域を不安定化させている」と指摘。自衛隊のプロフェッショナルな対応を高く評価し、日本への強力な支持を表明しました。
小泉大臣のスタンス「冷静かつ毅然とした対応」
小泉大臣は自身のX(旧Twitter)で、中国による事実と異なる情報発信に対して以下のスタンスを強調しました。
「我が国としては冷静かつ毅然と対応していくこと、中国との対話のドアは常に開放していることなど、我が国のスタンスを伝えました。」
また、日英両国が「法の支配」「自由」「民主主義」といった普遍的な価値観を共有するパートナーであることを再確認し、インド太平洋とヨーロッパ大西洋の安全保障は「一体不可分」であるとの認識で一致しました。
次期戦闘機「GCAP」開発の推進と個人的信頼
防衛協力の具体的な柱として、日本・イギリス・イタリアの3カ国で進めている次期戦闘機(GCAP)の共同開発についても議論が及びました。
| 項目 | 内容 |
| 協力枠組み | GCAP(Global Combat Air Programme) |
| 合意事項 | 相互の信頼関係を基盤として着実に推進する |
| 今後の展望 | 早期の対面会談による信頼関係の更なる深化 |
投稿された写真には、日英両国の国旗が置かれた会議室で真剣にモニターへ向かう小泉大臣の姿が収められており、防衛省の緊迫感と誠実な外交姿勢が伝わる内容となっています。
国民の反応:「日英連携に期待」肯定的な声が続出
この報告に対し、SNSでは小泉大臣の積極的な防衛外交を支持するコメントが目立ちます。
- 「日本の立場をしっかり発信してくださっていて、とても心強いです。」(まなこさん)
- 「中露の動きに対し、英国が明確に支持した意義は大きい。GCAPを含め日英連携に期待します。」(深夜枠さん)
- 「日々、積極的に世界と交流を深めてくださる我が国が誇る防衛大臣。」(夢さん)
一部では、背景に掛けられた自衛隊のジャケットなど、防衛省らしい演出に注目する声もありましたが、総じて「日英同盟の進化」を歓迎するムードが広がっています。
結論:さらに強固になる日英の防衛の絆
今回の会談は、中国・ロシアによる軍事的圧力が増す中で、イギリスという強力なパートナーから「明確な支持」を引き出した点において、極めて大きな外交的成果と言えます。
今後、小泉大臣とヒーリー大臣の対面会談が実現すれば、日英の防衛協力は新たなフェーズへと突入することになるでしょう。
次に知りたい情報があればお知らせください:
- 「GCAP(次期戦闘機開発)の現在の進捗について詳しくまとめましょうか?」
- 「中国軍によるレーダー照射事案の国際法上の問題点を解説しましょうか?」

コメント