2026年、待望のテレビアニメ「透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~」の放送が決定しました! 岩飛猫氏による心温まるラブコメディ漫画が、ついにアニメーションとして私たちの心を癒やしてくれます。
作品概要:見えない二人が織りなす優しい世界

「透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~」は、双葉社のウェブ漫画サイト「webアクション」で2021年から連載されている人気作です。物語の主人公は、姿が見えない透明男の透乃眼あきらと、目が見えない人間女性の夜香しずか。一見、かみ合わないように思える二人が、互いの「見えない」部分を補い合い、心を通わせていく姿が描かれます。
透明男・透乃眼あきら:見えないからこそ感じる愛
主人公の透乃眼あきらを演じるのは、実力派声優の阿座上洋平さん。「透乃眼探偵事務所」の探偵であるあきらは、自身の体だけでなく、着ている衣服までも透明化できるという人外の存在です。紳士的で落ち着いた性格の彼が、姿が見えなくても自分を見つけてくれる夜香に次第に惹かれていく様子は、多くの読者の心を掴んできました。
阿座上さんは、以前にも「漫画のコマにアテレコをする企画」で偶然にも透乃眼を演じた経験があり、今回の起用に「運命を感じた」と語っています。彼の深みのある声が、透乃眼の繊細な感情をどのように表現するのか、今から期待が高まります。
盲目の人間女性・夜香しずか:鋭敏な感覚で紡ぐ絆
ヒロインの夜香しずかを演じるのは、貫井柚佳さんです。目が見えない夜香は、その代わりに聴覚、嗅覚、触覚などが非常に鋭敏。恋愛初心者で、透乃眼からのストレートなアプローチに戸惑いながらも、少しずつ彼に心を開いていきます。彼女の純粋で愛らしいキャラクターは、作品の温かい雰囲気を一層引き立てています。
貫井さんは、原作の大ファンで、オーディションに「絶対に担当させていただきたい」という強い思いで挑んだそうです。彼女が演じる夜香が、どのように透乃眼との絆を深めていくのか、その心の動きに注目です。
注目のスタッフ陣と制作スタジオ
本作の制作には、アニメ業界で経験豊富なスタッフが名を連ねています。
- 監督・シリーズ構成:瀬田光穂(代表作:「女子高生と魔法のノート」)
- キャラクターデザイン:うなばら海里
- アニメーション制作:Project No.9(代表作:「弱キャラ友崎くん」)
実力のあるスタッフ陣と、丁寧なアニメーション制作で知られるProject No.9がタッグを組むことで、原作の持つ温かさや繊細な感情表現が、アニメーションならではの魅力で描かれることが期待されます。
ティザーPVでボイス初披露!そしてTikTokでも楽しめる世界観
先日公開されたティザーPVでは、透乃眼あきらと夜香しずかの声が初披露され、ファンの間で大きな話題となりました。探偵事務所を舞台に、二人が少しずつ絆を深めていく様子が垣間見え、本編への期待が高まります。
さらに、アニメ公式TikTokでは、本編の放送に先駆けて、透乃眼の誕生日ボイス動画が公開されました。今後も他キャラクターの動画が随時公開される予定とのことなので、ぜひチェックして、アニメの世界観をいち早く楽しんでください。
キャストコメント:作品への深い愛情と想い
主人公を演じる阿座上洋平さんと貫井柚佳さんからは、それぞれ作品への深い愛情と、キャラクターを演じる上での想いが語られています。
阿座上洋平さん(透乃眼あきら役)コメント抜粋
「個人的にこの作品は“観ること”以上に“感じられるもの”を大切にし、アフレコに臨んでいます。そして伝わる温もりが、作品を通して少しでもみなさんに届いてくれたらうれしいです。」
阿座上さんのコメントからは、透乃眼の感情や作品全体の温かい雰囲気を、視聴者に「感じて」もらうことを重視している姿勢が伝わってきます。彼の繊細な演技が、見えないからこそ深く響く透乃眼の心の声を届けてくれることでしょう。
貫井柚佳さん(夜香しずか役)コメント抜粋
「今作品の収録は、音声収録後に映像を作っていただく『プレスコ』という方法なんです。なのでキャストのみなさまと一緒に、心と心の距離、空気、眼では“見えない”ものを、よりじっくり感じさせていただき、大変楽しくそしてドキドキしながら、向き合わせていただきました。」 「“見えない”ふたりが紡ぐ、あたたかく愛おしい時間、ぜひ見守ってください。」
貫井さんのコメントにある「プレスコ」という収録方法は、役者が感情をより自由に表現できる点で注目されます。彼女が、キャスト陣と共に「見えない」ものを丁寧に感じ取りながら、夜香の純粋さや、透乃眼との関係性の変化をどのように表現していくのか、非常に楽しみです。
2026年の放送開始が待ち遠しい「透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~」。見えないからこそ、より深く心を通わせる二人のラブストーリーは、私たちに温かい感動を与えてくれるはずです。ぜひ、彼らが紡ぐ愛おしい時間を、アニメを通して「感じて」みてください。
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