P.A.WORKS最新作「永久のユウグレ」10月より放送決定！
P.A.WORKSが手がけるオリジナルSFラブストーリー「永久のユウグレ」が、2025年10月からMBS/TBS系28局の「スーパーアニメイズムTURBO」枠で放送開始されることが決定しました。本作は、「真夜中ぱんチ」や「菜なれ花なれ」といった話題作を生み出してきたP.A.WORKSの新たな挑戦となるオリジナルアニメーションです。
物語のメインキャラクターを演じるのは、姫神アキラ役の梅田修一朗さん、ユウグレ役の石川由依さん、そして王真樹トワサ役の茅野愛衣さんという豪華キャスト陣。放送決定と同時に、ティザーPVとティザービジュアルも公開され、その美しい世界観とSF要素が融合した期待感が募ります。
「永久のユウグレ」：200年の時を超えた愛の物語
「永久のユウグレ」は、AI技術が高度に発展した未来を舞台にした壮大なSFラブストーリーです。物語の主人公である姫神アキラは、最愛の恋人であるトワサと愛を誓い合った後、ある事件によって重傷を負い、200年間のコールドスリープに入ります。
彼が目覚めたのは、戦争によって荒廃し、統一機構「OWEL」が人々を管理する社会。そこでは、これまでの「結婚」とは異なる新しい制度「エルシー」が確立されていました。がく然とするアキラの前に現れたのは、トワサと酷似した外見を持つアンドロイドのユウグレ。彼女は突然、アキラに結婚を迫ります。
混乱するアキラは、世界のどこかで生きているはずのトワサと再会できると信じ、ユウグレと共に旅に出ることを決意します。この旅の道中で、二人は新時代の愛の形を目の当たりにし、そして自分たちの愛のあり方について深く考えていくことになります。
登場キャラクター＆キャスト紹介
姫神アキラ（CV：梅田修一朗）
成績優秀、容姿端麗な男子高校生。ある事件で意識不明の重体となり、200年のコールドスリープを経て未来の世界で目覚める本作の主人公です。梅田修一朗さんはアキラについて、「まっすぐすぎたり、迷うこともあるけれど、決断力もあって、ここぞというときに頼れる。いろいろな表情をみせながらも、しっかり芯のあるアキラを精一杯、一緒に旅をしていく気持ちで演じさせていただきます」とコメントしています。
ユウグレ（CV：石川由依）
トワサと深い関わりを持つ謎のアンドロイド。彼女に関する情報は“禁則事項”とされ、口を閉ざしています。石川由依さんはユウグレを演じるにあたり、「愛の形ってこんなにもたくさんあるんだ……！と、この作品を通して気付かされました」と語り、「とてもまっすぐな思いを抱いている彼女の心の機微を大切に演じていきたいです」と意気込みを見せています。
王真樹トワサ（CV：茅野愛衣）
幼い頃に両親を亡くしたアキラを引き取った王真樹家の一人娘。最先端のAI技術を開発している天才科学者でもあります。茅野愛衣さんは本作の魅力について、「先進的な物語とスタイリッシュなキャラクターに、強烈に惹きつけられました」と述べ、「この作品に触れて生まれる感情を、早くみなさんと共有したいです」と期待を寄せています。
豪華制作陣が手掛ける「永久のユウグレ」
本作の制作には、アニメ業界の第一線で活躍する豪華スタッフが集結しています。
監督・シリーズ構成を務めるのは、「planetarian ～ちいさなほしのゆめ～」などで知られる津田尚克さん。津田監督は「自分のなかで確立した価値観や手法でずっと生きていたいのに許してもらえない」人を想って本作を考えたとコメントしており、「誰もが楽しめて、独特の価値観にちょっと考えさせられて、人と話したくなる、そんなアニメにできていると思います」と自信を覗かせています。
キャラクター原案は、漫画「ガールクラッシュ」の作者であるタヤマ碧さん。アニメーション制作に初参加となるタヤマさんは、「オリジナルアニメということで、監督が思い描くイメージやシナリオから、キャラクターを形作っていく作業は想像以上に楽しく、仕事ということを忘れるくらい没頭しました」と語っています。
キャラクターデザインは、「久保さんは僕を許さない」などを手がけた齊藤佳子さんが担当。タヤマ碧さんの原案の魅力を引き出しつつ、「可愛くてキレイで健康的！！」なキャラクターデザインに注力したとコメントしています。
そして、音楽を担当するのは「君は冥土様。」などで独特の世界観を表現してきた得田真裕さん。「この世界に流れる時間や、登場人物たちの想い、静かな息づかい、それらをどう音で包み込めるかを考えながら、ひとつひとつていねいに作曲しました」と、作品への深い思い入れを語っています。
ティザーPVとティザービジュアルで見る「永久のユウグレ」の世界
公開されたティザーPVでは、梅田修一朗さん演じるアキラと石川由依さん演じるユウグレのキャラクターボイスが初公開されました。目覚めたばかりのアキラがユウグレに求婚される物語の導入部分や、ユウグレが圧倒的な戦闘力を発揮するバトルシーンなど、本作の魅力が凝縮された内容となっています。
また、同時に公開されたティザービジュアルには、黄昏時に瓦礫に腰かけるユウグレの姿が描かれており、美しくもどこか儚い、本作のSFラブストーリーとしての世界観を見事に表現しています。
キャスト・スタッフからのコメント
梅田修一朗（姫神アキラ役）コメント
「まっすぐすぎたり、迷うこともあるけれど、決断力もあって、ここぞというときに頼れる。いろいろな表情をみせながらも、しっかり芯のあるアキラを精一杯、一緒に旅をしていく気持ちで演じさせていただきます。トワサを探す旅の途上で、アキラがたくさんの人と出逢って、会話をして、それぞれの大事なものに触れていく様子が描かれていきます。時代によって変わるものもあれば、変わらないものもある。たびたびあたたかさを感じられる作品です。もちろん、大迫力の戦闘シーンもおたのしみに！」
石川由依（ユウグレ役）コメント
「愛の形ってこんなにもたくさんあるんだ……！と、この作品を通して気付かされました。今当たり前だと思っている価値観も、未来では当たり前ではないかもしれない……そんな問いを投げかけられているような気がします。私が演じるのは、トワサにそっくりなアンドロイド・ユウグレです。彼女に隠された秘密や大迫力の戦闘も見どころのひとつ！とてもまっすぐな思いを抱いている彼女の心の機微を大切に演じていきたいです。」
茅野愛衣（王真樹トワサ役）コメント
「先進的な物語とスタイリッシュなキャラクターに、強烈に惹きつけられました。津田監督をはじめとしたスタッフのみなさんとキャストが、一丸となって作品のために突き詰めていく時間は、とても豊かなものになりましたし、そこに込められたメッセージは、これからを生きる私たちに向けられたものだと思います。この作品に触れて生まれる感情を、早くみなさんと共有したいです。」
津田尚克（監督）コメント
「オリジナルアニメが好きです。ポストアポカリプスが好きです。ディストピアが好きです。メカと美少女が好きです。主人公が酷い目に遭う作品が好きです。夏になるとSFが読みたくなります。朝は二度寝が基本です。風呂は朝に入る派です。この作品は『自分のなかで確立した価値観や手法でずっと生きていたいのに許してもらえない』って人を想って考えました。自分のことだなと思ったあなたも、自分のことじゃないなと思ったあなたも、誰もが楽しめて、独特の価値観にちょっと考えさせられて、人と話したくなる、そんなアニメにできていると思います。でも企画の始まりは、『遠い未来で目を覚ました時、超絶綺麗で可愛いアンドロイドに結婚を迫られたらこりゃたまらん』と思ったところからでした。まぁ、つまり……そういうことです。楽しんでいただけましたら幸いです。」
タヤマ碧（キャラクター原案）コメント
「普段は漫画を描いています。アニメーション制作に関わるのは今回が初めてで、子どものころから憧れていた世界にこうして参加できたことをとてもうれしく思っています。オリジナルアニメということで、監督が思い描くイメージやシナリオから、キャラクターを形作っていく作業は想像以上に楽しく、仕事ということを忘れるくらい没頭しました。少し未来から遠い未来の世界、でもどこか懐かしいような、そんなイメージで自分なりの王道なデザインを目指しました。私自身の趣味や好みも盛り込ませていただいています。たくさんの方々に作品を楽しんでいただけたらうれしいです！」
齊藤佳子（キャラクターデザイン）コメント
「PAワークスさんでキャラクターデザインを担当させてもらえる日がくるなんて、思ってもいませんでした……！しかもスタッフの方々の豪華さ……恐縮の極みです！オリジナル作品のデザインは初めてで、キャラクターの性格がなかなか読めず、『こうかな？こっちかな？』と頭を抱えながら描いていました。そんなときに津田監督から『正解はないので好きに描いてください。オリジナルなんだから！』と言ってもらい、少し肩の荷が降りました。原案のタヤマ先生の絵の、メリハリのあるシルエットやシンプルに見えすぎない絶妙なラインの服装感がとても魅力的で、スタッフの皆さんに伝わるように設定化するのはだいぶ大変で、描いても描いても足りないくらいでした。なかなかのスタイルのお姉さんたちが動き回るので、『可愛くてキレイで健康的！！』なキャラクターたちのなかでお気に入りを探しながら物語を楽しんでいただけたらうれしいです。」
得田真裕（音楽）コメント
「『永久のユウグレ』の音楽を担当させていただけたことを、本当に光栄に思います。この世界に流れる時間や、登場人物たちの想い、静かな息づかい、それらをどう音で包み込めるかを考えながら、ひとつひとつていねいに作曲しました。なかでもメインテーマは作品の核となる楽曲として、どう表現するかとても悩みましたが、その分、本編のなかでどのように使われ、物語にどんな効果をもたらすのか、いち視聴者としてもとても楽しみにしています。素晴らしいスタッフのみなさんの真剣な熱量が、この作品をかけがえのないものにしていると感じています。物語が放つ衝動や、未来へのまなざしが、音楽とともにみなさんの心に届くことを願っています。ぜひ楽しみにしていてください。」
まとめ
P.A.WORKSのオリジナルSFラブストーリー「永久のユウグレ」は、200年の時を超えた愛と、新時代の価値観を問う壮大な物語が描かれます。豪華なキャスト陣と、津田尚克監督をはじめとする実力派スタッフが織りなす世界観に、今から期待が高まります。
10月からの放送開始をどうぞお楽しみに！ 「スーパーアニメイズムTURBO」枠で、アキラとユウグレの旅をぜひ見届けてください。
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